PCサラウンド検証用スピーカー製作 ~フロントチャンネル一体型スピーカー 製作編~

前回、PCサラウンド検証用スピーカー群のうち、フロント側の左、センター、右の各チャンネルを1台で受持つ一体型スピーカーの設計を行いました。今回の記事では、設計を元に製作を行います。


  • 使用スピーカーユニット
TOPTONE(東京コーン紙製作所) F77G98-6
TOPTONE(東京コーン紙製作所) F77G98-6


TOPTONE(東京コーン紙製作所) F77G98-6 の紹介記事はこちら




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使用した材料・工具

買ってきたもの(その1)

買ってきたもの(その2)
買ってきたもの

今回も100円ショップダイソーで主な材料を調達して来ました。購入品は写真に写っているものがすべてではありません。詳細は下の表をご覧ください。


  • 材料
名称個数購入店・備考
スピーカユニット TOPTONE(東京コーン紙製作所) F77G98-63秋月電子通商
スピーカターミナル3秋月電子通商
スピーカケーブル(約50cm)3備品
MDF材 (100x100x6mm x6枚組)13ダイソー, 13個x6枚組=78枚使用(汗)。
MDF材 (300x200x6mm)4ダイソー
MDF材 (300x400x6mm)1ダイソー
三角棒4ダイソー
桐材 (600x150x6mm)4ダイソー
フェルト小 (5色セット)6ダイソー
フェルト (緑)-備品, 以前作ったスピーカーの余り。
木工用ボンド-備品
木ネジ18備品, スピーカーターミナル、ユニット取り付けに使用。
ホットボンド2備品, スピーカーターミナル取り付け穴のコーキングに使用。



  • 工具
名称個数備考
クランプ(大)2 
クランプ(中)4 
クランプ(小)6 
コーナークランプ4 
ハタガネ(中)2 
ハタガネ(小)2 
仮止めハサミ(中)6 
仮止めハサミ(小)4 
ノコギリ1 
ハンドドリル1 
ドリルビット2サイズ:φ4, φ6.5
自由錐1ユニット取り付け穴開けに使用。
プラスドライバー1スピーカーターミナル、ユニット取り付けに使用。
グルーガン1スピーカーターミナル取り付け穴のコーキングに使用。
へら1木工用ボンド塗布用。

クランプ、ハタガネ等の仮止め工具が多いです。MDF材で木工作する場合では釘が打てない(板が割れてしまう)ため、木工用ボンドで接着する必要があるので、ボンドが硬化するまでの仮止めに必須です。最低4本、作業効率を考えると8本程度は欲しいです。クランプ大、中、コーナークランプ等のバリエーションをそろえておくと更に良いです。

ラワン合板等の釘が打てる板を使う場合ではその限りではありませんが、釘を打つ際の仮止め用に4本くらい用意しておくと非常に便利です。



製作

ここからは、製作の様子をダイジェストでお送りします。



設計図(板番号付き)
設計図(板番号付き)

上の設計図を元に組み立てて行きます。図にふられている(1)~(10)の番号は板の部品番号です。作業工程の説明で使用していますので、合わせてご覧ください。



組み立て中(板番号7、8)

板番号(7)、(8)の部品を組み立てた様子です。

ダイソーのMDF材には、200x100x6mmというサイズも 「運がよければ(笑)」 お店に置いてあるのですが、購入時には残念ながら在庫がありませんでした。仕方がなく、たくさん在庫があった100x100x6mmのMDF材をパズルのように組み合わせて作りました(汗)。



組み立て中(板番号2、9、10)

第2ダクトの一部となる(9)、(10)と、裏板(2)を中央で分割したものを組み合わせた部品です。裏板(2)は最終的に1枚につなげますが、その作業は上板(3)と貼り合せる時に同時に行います。



組み立て中(板番号5、6)

横板(5)、(6)を、100x100x6mmのMDF材を6枚組み合わせて、がんばって作ったものです(汗)。



組み立て中(板番号1)

バッフル板(1)を、100x100x6mmのMDF材を組み合わせてがんばって作ったもの(汗々)。この時点では2分割されています。1枚につなげる作業は裏板(2)と同様に、上板(3)に貼り合せる時に同時に行います。

しかし、以前は100x600x6mmサイズのMDF材も売っていたんだけどなぁ・・・。再販して欲しいです。店舗によっては置いてあるのかもしれませんが・・・。



組み立て中(板番号3、4)

上板(3)と、下板(4)の様子。

本当はすべての部品をMDF材を使って作りたかったのですが・・・、残念ながら在庫がなく、片方の板は600x150x6mmの桐材も組み合わせて作りました。

桐材は木目がきれいなのは良いのですが、MDF材に比べてやわらかいため、上に10kg程度の重さがあるPCモニターを載せるには強度不足かな?と思い、下板として使うことにしました。実際のところ、内側に仕切り板(7)、(8)があるため、強度不足の心配をする必要はありませんでした。



組み立て中(板番号5、6)

横板(5)、(6)の内側となる部分に三角棒を貼り付けている様子です。本当は長さ20cmの三角棒を貼り付ける予定だったのですが、長さが足りませんでした・・・。

第2ダクト入り口部分の断面積が少々広がってしまいますが、動作への影響は微々たるものと思います。



組み立て中(板番号2、9、10)

板番号(2)、(9)、(10)を組み合わせた部品の第1ダクトとなる部分(裏板(2))に長さ10cmの三角棒を貼り付けました。



組み立て中(板番号1、3)

上板(3)に、バッフル板(1)を貼り付けた様子。上の方で掲載した写真では、バッフル板(1)が2分割されていましたが、ここで1枚につながりました。



組み立て中(板番号1、3、7、8)

上板(3)、バッフル板(1)に、仕切り板(7)、(8)を貼り付けた様子です。

上板(3)の両脇に第2ダクトの一部となる三角棒も貼り付けています。本当はバッフル板から裏側までの長さの三角棒を左右(写真では上下)1本づつ取り付ける予定だったのですが・・・、長さが足りず、ノコギリで切った際に出た端切れもつかっています(汗)。



組み立て中(内部構造完成)

裏板(2)、第2ダクト(9)、(10)、側板(5)、(6)も貼り付けて、内部構造的には一応完成した状態です。



組み立て中(フェルト貼り付け)

エンクロージャー内部に吸音材としてフェルトを貼り付けました。このフェルトは、こちらの記事で紹介しているスピーカーを作成したときに余ったものです。

一応ダブルバスレフ型エンクロージャーなので、吸音材を入れ過ぎると共振しにくくなりますし、構造が複雑なのでダクトからの中高域漏れも少ないだろう(そもそもリアダクトだし)と思い、当初は吸音材を使わないつもりでいました。

しかし、余ったフェルトを見つけてしまったので、もったいないから(笑)貼り付けました。厚さの薄いフェルトなので、吸音効果は大して無いと思いますし、バスレフ型でもエンクロージャー内部で定常波が発生するのを避けるために少量の吸音材を使うケースが多いので、このくらいの量なら問題ないと思います。



ユニット取り付け穴開け

バッフル板にユニット取り付け穴を開けた様子です。

写真では見づらいですが、左右(写真では上下)の角に三角棒が貼り付けられています。



スピーカーターミナルの取り付け1

スピーカーターミナルを取り付けるために、左、センター、右の各チャンネル用の配線穴を開けた様子です。

左右(写真では上下)に見える、横長6角形の穴が第2ダクトの開口部です。



スピーカーターミナルの取り付け2

スピーカーターミナルにケーブルを半田付けした様子です。



スピーカーターミナルの取り付け3

配線したスピーカーターミナルに絶縁対策をした様子です。布テープを適当に巻きつけただけですが(笑)。



スピーカーターミナルの取り付け4

スピーカーターミナルを3個すべて取り付け終わった様子です。ちなみに写真の右側が上板(3)となります。



スピーカーターミナルの取り付け5

内部配線の様子。

写真ではまだ行っていませんが、ユニットを取り付けるときにケーブルがエンクロージャー内部から引き出せなくなることを防ぐために、この時点(エンクロージャー内部を自由にアクセスできる状態)でユニット開口部近辺にケーブル端をセロハンテープ等で固定しておくと後で楽です。



スピーカーターミナルの取り付け6

スピーカーターミナル取り付け穴をホットボンドでコーキングした様子です。

音質重視ならエポキシパテでコーキングした方が良いのですが、ここ最近はめんどくさい(笑)ので、たいていホットボンドで済ませてしまっています(汗)。



下板(4)の貼り付け

下板(4)を貼り付けて、エンクロージャー内部も見納め。左右(写真では上下)に三角棒も貼り付けてあります。

余談ですが、エンクロージャーの蓋を閉めてしまう前に、ごみ、工具等を内部から取り出しておくことをお忘れなく(笑)。



外装(フェルト貼り付け)1

家族がもう使わないフェルトが余っているからあげると言うのでもらったら、こんなカラフルなもの(赤系5色セット)でした(笑)。

写真は、バッフル板にフェルトを貼っている様子です。



外装(フェルト貼り付け)2

スピーカー取り付け穴部分のフェルトを切り抜いた様子。実はこのフェルト、スピーカーユニット取り付け時のガスケットとしての役割もあったりします。



外装(フェルト貼り付け)3

上板(3)にフェルトを貼り付けた様子。どぎつい色・・・(汗)。



外装(フェルト貼り付け)4

全体にフェルトを貼り付け終わった様子です。この状態で数日は接着剤を乾燥させるために放置します。写真を取り忘れましたが、裏側の第2ダクト開口部のフェルトも切り抜いています。



スピーカーユニットの取り付け1

エンクロージャー内部からスピーカーケーブルを引き出して、スピーカーユニットに半田付けします。



スピーカーユニットの取り付け2

スピーカー端子を適当に絶縁対策(汗)。

マグネットサイズが大きく、ユニット取り付け穴サイズがぎりぎりのユニットの場合は顕著ですが、このように絶縁対策をしておかないと、ハンダ部や、ファストン端子がフレームに接触してショートすることがあります。音を出したときに、アンプのボリュームを上げても音量が異常に小さい場合は、この部分がショートしているケースが多いです。



スピーカーユニットの取り付け3

スピーカーユニットをネジ止めします。

やはり、このユニットはフレームサイズが小さいです。本当は中付けで使用するものなんでしょうね。



完成!

あら、かわいい・・・ (汗)

とんでもなく派手なスピーカーになってしまいました(汗)。まあ、メーカー製には見当たらないスピーカーを作ることも、スピーカークラフトの醍醐味ですからねっ!(笑)。こんなスピーカー、メーカーが販売しても買う人がいるとは思えませんが・・・(汗々)。



次回は、周波数特性、インピーダンス特性の測定を行う予定です。次 -> フロントチャンネル一体型スピーカー 測定編


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