ペットボトルスピーカーの製作[ダイトーボイスDS-100F使用] ~その3(終)~

前回の記事の後、焼酎ボトルをなんとか空けることができました(父と二人でなんとか飲んだ(笑))。材料がそろったので、もう一本のスピーカーも製作することができました。

今回の記事では、もう一本のスピーカーが完成した以外にもペットボトルの制振対策を行っていたりと、前回から変化がありますので、あらためて測定を行い、その後、試聴を行います。







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ペットボトルスピーカーの製作[ダイトーボイスDS-100F使用]




測定


※ご注意!

この記事は素人が適当に書いているものです。正確性を保障するものではありません。参考程度にご覧ください。



前述のとおり、ペットボトルの制振対策をしています。試聴をしていてペットボトルのビリつきが気になってしまい、ブチルゴムテープを巻き、その上から融着テープをテンションをかけながら巻いています。

しかし、力のかけ過ぎで片方のペットボトルがつぶれてしまいました(汗)。しかも、融着テープを巻いたことにより飲み道楽のステッカーが貼りつかなくなってしまい、結局貼るのを断念しました(汗々)。あのステッカーは絶対に貼りたかったのですが・・・(笑)。



完成写真を掲載します。

ダイトーボイス DS-100F ペットボトルスピーカー(正面)
ダイトーボイス DS-100F ペットボトルスピーカー(正面)




ダイトーボイス DS-100F ペットボトルスピーカー(側面)
ダイトーボイス DS-100F ペットボトルスピーカー(側面)


片方がつぶれてしまいました。やりすぎたかも(汗)。



ダイトーボイス DS-100F ペットボトルスピーカー(上面)
ダイトーボイス DS-100F ペットボトルスピーカー(上面)


ブチルゴムテープを巻いた上に、融着テープを巻いています。



ダイトーボイス DS-100F ペットボトルスピーカー(背面)
ダイトーボイス DS-100F ペットボトルスピーカー(背面)




測定

使用ソフトウェア・測定環境


多機能 高精度 テスト信号発生ソフト WaveGene V1.40 (efu氏)
高速リアルタイム スペクトラムアナライザー WaveSpectra V1.40 (efu氏)
efu氏 ソフトウェア公開ページ:http://www.ne.jp/asahi/fa/efu/efu氏 ソフトウェア公開ページ
入力信号:サインスイープ(20Hz~20kHz)
マイク位置:ユニット軸上1m


測定機材構成
測定機材構成




周波数特性の測定結果を掲載します。ペットボトルがつぶれていない方と、つぶれている方の両方を測定してみました。

ダイトーボイス DS-100F ペットボトルスピーカー 周波数特性(つぶれなし)
ダイトーボイス DS-100F ペットボトルスピーカー
周波数特性(つぶれなし)


ダイトーボイス DS-100F ペットボトルスピーカー 周波数特性(つぶれあり)
ダイトーボイス DS-100F ペットボトルスピーカー
周波数特性(つぶれあり)


60Hz付近のピークの大きさが、つぶれている方が小さくなっています。ペットボトルが変形したことにより、バスレフ共振が弱くなってしまったようです。

また、つぶれている方は100Hz付近にビリつきが出てしまいました。ペットボトルがつぶれたことにより強度が落ちてしまったようです。制振対策した意味がない・・・(汗)。

80Hz~16kHzの範囲でほぼフラットになっています。80Hz以下もまったく出ていないわけではなく、50Hzくらいまではなんとか再生しています。中高域は特にフラットで、これが効いてボーカルがきれいです。

前回の測定結果と比較すると、前回の方が低域のレベルが高くなっています。ペットボトルを補強したことによりビリつきが減った影響で、低域のレベルが低下したようです。しかし、ビリつき音が減って音質は上がっているはずです。

量より質という点で言えば良くなっているとも言えますが、今思い返すと、ビリつき込みでペットボトルスピーカーの味だったのかな?と思えてきました。制振対策しない状態でしばらく使ってみれば良かったかな?とも思えて、少々後悔しています。しかもつぶれちゃったし(笑)。



(参考) 前回の測定結果
(参考) 前回の測定結果




試聴


普段聴いているCDを中心に、何枚か試聴してみました。

  • Marie Claire Alain:Organ Masterpieces(オルガン)

    ペダルの音は無理なので、どうして雄大さに欠けた浮き足立った感じになってしまいます。教会堂の残響音は豊富に出るので音場感は良いです。音場感についてさらに言えば、小口径フルレンジ1発なので点音源に近いですから、それが有利に働いていると思います。


 


  • Bob Berg:The JazzTimes Superband(ジャズ)

    スネアドラムと、ハイハットが気持ち良いです。バスドラムは弱めになります。





  • Sonny Rollins:Ken Burns Jazz (ジャズ)

    ウッドベースはもう少し胴鳴りが響いて欲しいところ。サックスはフォステクス(FOSTEX)のFEシリーズだと聴き疲れする音になるところが、このユニットでは適度にマイルドになって聴きやすいです。





  • Herbert Von Karajan/Berlin Philharmonic Orchestra:
    チャイコフスキー3大バレエ組曲(クラシック)


    ヴァイオリンソロやストリングスは良いです。オーケストラを再生するには低音不足は否めないので、雄大さは出ません。





  • 種ともこ:Che Che‐Bye Bye (ボーカル)

    ボーカル、スネアドラム、ハイハットなど音が軽々と弾んで出てきます。バスドラムは弱いですが、ベースはそれなりに聞こえます。ボーカルものを聴くには良い感じです。






まとめ

ここまで素人がつたないレビューをしてきましたが、まとめると・・・

聴き疲れしないやさしい音なので、BGMとして音楽を流しっぱなしにする用途には最適だと思います。小口径フルレンジなので点音源に近いですから、音場感も良いです。能率が90dBあるので低出力のアンプでも、部屋で聴くには十分な音量を確保できます。

また、DS-100Fは中域の質が良さと、反応の良さが真骨頂といえると思うので、フルレンジとしての使用は当然良いですが、3wayのスコーカー(ミッドレンジ)として使ってみるのも面白そうです。

高域は16kHzどまりですが、フルレンジにしてはきれいな高域なのでツィーターは無くても実用になります。もし使うとしたら味付けとして、能率が88dB~90dBあたりのドームツィーターをコンデンサー1つで、16kHzクロスでつないでみると面白いかもしれません。

口径10cmで駆動力が強力なユニット代表として、フォステクスFE103Enがありますが、このユニットがマグネットφ80で能率89dB、DS-100Fがマグネットφ70で能率90dBなので、DS-100Fは意外と駆動力があるように思えます。

FE103Enのメーカー指定エンクロージャーは6リットルのバスレフのようなので、今回は5リットルで作りましたが、もう少し大きな箱でゆったりと鳴らしてあげれば、低音の再生能力を上げることが出来るかもしれません。

最後に、このユニットはインピーダンスが4Ω、8Ω、16Ωの3種類から選べるので、長岡鉄男氏のマトリックススピーカーや、16Ωを4本パラレルで使ったスピーカーにも使用できるので、貴重な存在と言えます。

2012年1月現在、4Ω、8Ωがそろっているスピーカーは海外製品に見かけますが、16Ωまでそろっているものはこの製品以外、私は見たことがないので、ディスコンにならないことを願っている製品です。

個人的には16ΩのDS-100Fを使って、長岡鉄男氏設計の4連共鳴管方式カテドラル(10cmフルレンジ4本を並列接続で使用)を作ってみたいです。部屋のスペース的に無理ですが(笑)。


関連商品
FOSTEX P1000K
10cmフルレンジ
FOSTEX FE103En
10cmフルレンジ
FOSTEX FF105WK
10cmフルレンジ
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