[ONTOMO MOOK] 極上のハイレゾサウンド抽出法 (USBノイズフィルター ES-OT4 付録) を買ってみました。

[ONTOMO MOOK] Stereo編 まるごとオーディオ使いこなし 極上のハイレゾサウンド抽出法 (USBノイズフィルター ES-OT4 付録)を買ってみました。




Stereo編 まるごとオーディオ使いこなし 極上のハイレゾサウンド抽出法
[ONTOMO MOOK] Stereo編
まるごとオーディオ使いこなし 極上のハイレゾサウンド抽出法


MOOKの発売日は2015/12/19だったのですが、私が存在を知ったのは去年の暮れ(2015/12/28)でして、そのときは既にamazon.co.jpでは在庫切れしていました。

まあ、増刷してもお店に出回るのは年明けだろうし、しばらくはいいかな?と思っていたところ、2016/01/02に紀伊国屋書店のWebショップに在庫があることが分かり、早速注文、2016/01/04の夜に届きました。

※記事執筆時点(2016/01/08)、amazon.co.jpは在庫切れ、紀伊国屋書店のWebショップはお取り寄せになっています。人気が高いからなのか、発行部数が少ないからなのか理由は不明ですが、入手しにくくなっているようです。



付録するUSBノイズフィルターES-OT4 は、以前販売していたStereo誌2015年1月号の付録と同等品なんですね。存在すら知りませんでした(汗)。Stereo誌を購読していなことがバレバレ(笑)。




関連記事




製品開封



極上のハイレゾサウンド抽出法(上)
極上のハイレゾサウンド抽出法(左)極上のハイレゾサウンド抽出法(表)極上のハイレゾサウンド抽出法(右)極上のハイレゾサウンド抽出法(裏)
極上のハイレゾサウンド抽出法(下)

[ONTOMO MOOK] Stereo 編
まるごとオーディオ使いこなし 極上のハイレゾサウンド抽出法(全体)





MOOK
MOOK


表紙を1ページめくった様子。左にMOOKが見えます。MOOKは薄いです。やっぱり付録が本体だなこれ(笑)。


MOOK (目次)
  • 時代は ハイレゾ! もっと "良い音" を楽しもう! (P2~)
    そもそもハイレゾって?
    ハイレゾここがすごい!
    より身近になったハイレゾ

  • ハイレゾを聴いてみよう (P5~)
    クリアな音を求めて

  • 特別付録 ノイズフィルター ES-OT4 を知る (P9~)
    ES-OT4を使ってみよう!

  • ES-OT4 腕試し! PCオーディオでどこまで音が変わるか! (P13~)

  • (ES-OT4 と合わせて使いたい) ハイレゾサウンドをじっくり堪能するためのおすすめ USB DAC & USB ケーブル (P17~)

  • ES-OT4 を使って実践! カーオーディオ編 (P19~)
    あらら!音が変わった? カーオーディオでもクリアな音をつくりだせるか?!
    ドライブもリアルな音とともに・・・ハイレゾ音源対応 カーオーディオ





付録梱包箱(左)
付録梱包箱(左)


付録梱包箱(開封)
付録梱包箱(開封)


付属品
付属品


付属品一覧
付属品一覧

付録の梱包箱に入っていたもの一覧です。

  • 左:USBケーブル(長さ:25cm/オヤイデ電気製)
  • 中央上:ホコリよけ
  • 中央下:ホコリよけ用スペーサー(4本)/基盤脚(4本)/ホコリよけ取り付けネジ(4個)
  • 右上:ES-OT4本体基盤(エミライ製)


USBケーブルは端子が金メッキされてなくてもいいので、コモンモードノイズフィルター(フェライトコア)付きにして欲しかったです・・・。




ES-OT4基盤表面拡大(表)
ES-OT4基盤表面拡大(表)


ES-OT4基盤表面(表)の拡大写真です。

  • 外部電源入力端子(ACアダプター端子 DC5V 1A)
    ES-OT4に接続するUSB機器(USB-DAC等)に、パソコンからUSBケーブルで送られてくるDC5V電源(バスパワー)でなく、セルフパワーで電源供給したい場合にACアダプター(出力:DC5V 1A、端子:センター+)を接続する。

    ※ACアダプターは付属していません。(別売り)

  • 電源切替スイッチ
    パソコンよりUSBケーブルで送られてくるDC5V電源(バスパワー)を使うか、それとも切断して使用しないかを切り替えるスイッチ。
    • INT
      パソコンよりUSBケーブルで送られてくるDC5V電源を使う場合はこの位置に設定する。

    • EXT
      パソコンよりUSBケーブルで送られてくるDC5V電源を切断したい場合はこの位置に設定する。

      電源ラインがパソコンから切り離されるためノイズ的には有利だが、当然ながら、ES-OT4に接続されているUSB機器にも電源供給がされなくなるため、外部電源入力端子にACアダプターをつないで使うか、バスパワーが不要なUSB機器(ACアダプター付きのUSB-DAC等)を使用する必要がある。

  • USB Aタイプ端子
    USB-DAC等、USB機器を接続。

  • USB Bタイプ端子
    パソコンへ接続。




ES-OT4基盤表面拡大(裏)
ES-OT4基盤表面拡大(裏)


ES-OT4基盤表面(裏)の拡大写真です。部品がひとつも付いておらず、ラインパターンもほとんどありませんでした。




ES-OT4基盤表面拡大(表フラッシュ撮影)
ES-OT4基盤表面拡大(表フラッシュ撮影)


ES-OT4基盤表面(表)のラインパターンが見えやすいようにフラッシュ撮影してみました。




USBノイズフィルターES-OT4 の組み立て

組み立てといっても、透明なホコリよけと基盤をナットとネジで固定するだけです。


USBノイズフィルターES-OT4(側面:基盤表から見て上)
USBノイズフィルターES-OT4(側面:USB Aタイプ端子、外部電源端子)USBノイズフィルターES-OT4(基盤表)USBノイズフィルターES-OT4(側面:USB Bタイプ端子、電源切替スイッチ)USBノイズフィルターES-OT4(基盤裏)
USBノイズフィルターES-OT4(側面:基盤表から見て下)

USBノイズフィルターES-OT4組み立て後(全体)


組み立てが終わった全体の様子です。ホコリよけが付いているとはいえ上部だけなので、ホコリの多い私の部屋(汗)ではどちらにしろホコリまみれになってしまいそうです(汗々)。この状態での長期使用は難しいので、何か対策が必要ですね・・・。




電源動作モード切替スイッチ(拡大)
電源動作モード切替スイッチ(拡大)

上で少し触れた、電源動作モード切替スイッチの拡大写真です。

詳しくはMOOKをご覧になって欲しいのですが、基本はスイッチをINT位置にして使用します。

ES-OT4にACアダプターを接続している場合や、ACアダプターが付属している(USBケーブルからのバスパワーなしで動作する)USB-DACを接続している場合のみ、パソコン電源投入後USB-DACがパソコンに認識されていることを確認したうえで、INT位置からEXT位置にスイッチを切り替えることで、パソコンから伝送されてくるノイズが混入した電源を遮断して使用することができます。

スイッチをEXT位置の状態でパソコン電源を入れた場合、パソコンからUSBの電源ラインが完全に切断された状態になっているため、ES-OT4にACアダプターを接続している場合や、ACアダプターが付属しているUSB-DACでも正しく認識されない場合があります。

パソコンをシャットダウンする場合、スイッチをEXT位置からINT位置に戻し、その後シャットダウンする必要があります。(INT位置で使っている場合は、この作業は不要。)




通電時の様子
通電時の様子


通電すると青いLEDが光ります。青LEDはまぶしいので、できれば緑LEDにして欲しかったです。まあ、ケースに入れてしまえば良い訳ではありますが・・・。




ノイズ除去効果の検証

という訳で、「USBノイズフィルターES-OT4」の効果を確認してみたいと思います。



ご注意!
この記事は、素人が適当に書いているものです。書かれている内容をご覧になる場合は、参考程度にとどめて頂きますようお願いします。


  • 検証に使用した 機材・ソフトウェア 一覧
    • パソコンスペック
      • CPU: AMD PhenomⅡ X4 940@3GHz
      • MEMORY: 8GB DDR2@800MHz(Unganged)
      • MOTHER BOARD: BIOSTAR TA790GX 128M
      • HDD: SATA 2TB
      • OS: Windows7 Home Premium 64bit SP1

      ※使用したパソコンの詳細なスペックはこちらの記事を参照ください。


    • 測定機材・ソフトウェア
      • 多機能 高精度 テスト信号発生ソフト WaveGene V1.50 efu氏
      • 高速リアルタイム スペクトラムアナライザー WaveSpectra V1.51 efu氏
      • テスト信号:サインスイープ 20Hz~20kHz
      • 測定時間:20分



      • ノイズレベル測定用USBサウンドインターフェース:behringer(ベリンガー) U-CONTROL UCA202



        ノイズレベルの測定にはUCA202を利用します。測定方法の詳細については下に掲載しています。



      • ノイズ除去効果比較用 USBハブ:SANWA SUPPLY USB2.0ハブ USB-HUB222BK


        サンワサプライ製のUSB2.0(High Speedモード対応)ハブです。(生産終了品)


        このUSBハブは、ACアダプタ(DC5V 最大2.6A)が付属しており、ACアダプタを接続すればセルフパワーのUSBハブとして動作、はずした状態ではバスパワーのUSBハブとして動作します。

        以前行ったUSB-DAC LXU-OT2のノイズ対策では、セルフパワーUSBハブとして利用するとノイズ除去効果があることが確認できているため、ES-OT4との効果比較をしてみることにしました。



      • 被験者(笑):Stereo誌 2013年1月号付録 USB-DAC LXU-OT2

        USB-DAC LXU-OT2(基盤)
        USB-DAC LXU-OT2(基盤)


        私の所有しているLXU-OT2についての詳細はこちらの記事を参照して頂きたいのですが、ノイズ対策の改造がされています。そのため、ノーマル状態のLXU-OT2と比較して、ノイズが少ない可能性があります。ご了承ください。(※写真はノーマル状態のものです。)

        基本的なノイズレベル測定方法は、LXU-OT2のLINE OUTから出力されているノイズをUCA202で測定するというものです。



      • ACアダプター(出力:DC5V 1A、端子:センター+)

        ACアダプター(出力:DC5V 1A、端子:センター+)
        ACアダプター(出力:DC5V 1A、端子:センター+)


        ACアダプター(出力:DC5V 1A、端子:センター+)拡大
        ACアダプター(出力:DC5V 1A、端子:センター+)拡大


        外部電源モードの効果も試してみたいと思い、ACアダプターも用意しました。

        用意しましたと書きましたが、実のところわざわざ購入した訳ではなく、たまたま所有していたものを使いました。何の目的で購入したアダプターだったのかは忘れてしまいましたが・・・(汗)。




  • テスト方法とテストケースについて

    1. LXU-OT2 の LINE OUT を UCA202 の LINE IN に直結、UCA202 の LINE IN に入力される信号をスペアナソフトで表示、ノイズレベルを測定します。これが基準となるデータです。


    2. パソコン -> LXU-OT2 間に USBノイズフィルター ES-OT4、USBハブ(SANWA SUPPLY USB-HUB222BK)を入れた場合のノイズレベルと、1. の測定結果を比較します。


    3. ES-OT4 と USBハブ の接続の組み合わせ(片方だけ使う、両方使う、両方使う場合どちらを先に入れるか)、両機器のACアダプターの接続有無(バスパワー、セルフパワー)の組み合わせケースについてノイズレベルを測定、1. の測定結果と比較します。




    これらを考慮すると、テストケースは以下のパターンが考えられます。
    • [ケース1] パソコン -> LXU-OT2 直結(基準データ)
    • [ケース2] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2
    • [ケース3] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2
    • [ケース4] パソコン -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2
    • [ケース5] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2
    • [ケース6] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2
    • [ケース7] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2
    • [ケース8] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2
    • [ケース9] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2
    • [ケース10] パソコン -> USBハブ(バスパワー) -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2
    • [ケース11] パソコン -> USBハブ(バスフパワー) -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2
    • [ケース12] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2
    • [ケース13] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2
    ※ES-OT4(バスパワー):電源切替スイッチをINTに設定。ACアダプターからの給電がない状態。
    ※ES-OT4(セフルパワー):電源切替スイッチをEXTに設定。ACアダプターからの給電がある状態。
    ※各テストケースの機器接続図(ブロック図)は、テスト結果と一緒に掲載してあります。





  • キャリブレーション


    上述のとおり、ノイズレベルの測定には私が所有しているUSBオーディオインターフェース(USB-DAC)の中で一番ノイズの少ない「べリンガー U-CONTROL UCA202」を使用します。

    基準となる機材のため、単体のノイズレベルがどの程度なのかをあらかじめ測定、確認しておきます。以下に示すブロック図の構成で測定を行いました。


    [ブロック図] べリンガー U-CONTROL UCA202
    [ブロック図] べリンガー U-CONTROL UCA202


    図のように べリンガー U-CONTROL UCA202 を接続、テスト信号発生ソフト WaveGene で20Hz~20kHzのサインスイープ信号を0dB(最大)で出力、それを スペアナソフト WaveSpectra で測定します。スペアナのピークホールド機能を使用して、約-10dBの位置に水平線(赤線)を描きます。


    [測定結果] べリンガー U-CONTROL UCA202
    [測定結果] べリンガー U-CONTROL UCA202


    ブロック図の構成による、べリンガー U-CONTROL UCA202 の測定結果です。上方の約-10dBの位置にある水平線(赤線)がサインスイープ信号をピークホールド機能で測定したものです。

    このグラフではLINE INへのサインスイープ信号は既に停止している状態ですが、下方にあるノイズフロアの最大値が-100dB以下になっており、ダイナミックレンジは90dB以上確保されています。

    サインスイープ信号を入力した場合ではノイズフロアが平均で10dB弱上昇しますが、その場合でも、ダイナミックレンジは90dB以上確保されていました。




  • 参考資料


    [ブロック図] 某社PCIサウンドカード
    [ブロック図] 某社PCIサウンドカード


    試しに、某社のPCIバス接続サウンドカード(結構高い)のノイズがどの程度あるのか、図のような接続方法で測定してみました。


    [参考] 某社PCIサウンドカード
    [参考] 某社PCIサウンドカード


    上の べリンガー U-CONTROL UCA202 の測定結果の場合と同様にサインスイープ信号は停止していますが、ノイズがレベルが非常に高く、パソコン筐体に入っていることによるペナルティーがいかに大きいかが分かると思います。

    以降、すべてのテストケースについて測定方法は同じです。




  • テスト結果

    ここからはテスト結果を掲載します。


    • [ケース1] パソコン -> LXU-OT2 直結(基準データ)

      [ブロック図] パソコン -> LXU-OT2 直結(基準データ)
      [ブロック図] パソコン -> LXU-OT2 直結(基準データ)


      [測定結果] パソコン -> LXU-OT2 直結(基準データ)
      [測定結果] パソコン -> LXU-OT2 直結(基準データ)


      先ずは基準となる、パソコンにUSBケーブルで LXU-OT2 を直結した場合の測定結果です。上で掲載しているPCIバス接続のサウンドカードよりはノイズレベルが低いですが、ダイナミックレンジは80dBといったところです。



    • [ケース2] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2

      [ブロック図] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2
      [ブロック図] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2


      [測定結果] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2
      [測定結果] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2


      次に、ES-OT4 をバスパワーの状態でパソコンと LXU-OT2 の間に入れた場合。1kHz以上のノイズが少々レベルダウンしています。



    • [ケース3] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2

      [ブロック図] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2
      [ブロック図] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2


      [測定結果] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2
      [測定結果] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2


      構成は[ケース2]と同様で ES-OT4 にACアダプターを接続、電源切替スイッチをEXTに設定、セルフパワーの状態にしたもの。これは効果てきめんという感じで、[ケース2]でみられた1kHz以下のノイズが最大で30dBくらい低下していますね。


      しかし、個人的にノイズフィルターの効果で一番期待していた、1kHz整数倍のピーク状ノイズには変化がみられません。上で掲載しているPCIバス接続のサウンドカードにも同様のノイズが見られるので、パソコンから電源ライン経由で伝わってくるノイズではないか?と推測していたのですが、ノイズフィルターによる減衰効果が見られない様子からすると、LXU-OT2 自体の問題の可能性が高そうです。残念。



    • [ケース4] パソコン -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2

      [ブロック図] パソコン -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2
      [ブロック図] パソコン -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2


      [測定結果] パソコン -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2
      [測定結果] パソコン -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2


      ES-OT4 の代わりに SANWA SUPPLY のUSBハブを入れた場合の測定結果。60Hzのピークが高いので、直結した場合よりもノイズレベルが高くなっているように見えますが、これはノイズが常にゆらいでいるためです。

      スクリーンショットを取ったタイミングがたまたまノイズレベルが高めの瞬間だったため悪化しているように見えますが、実際は2kHz以下のノイズレベルが少々低下しています。



    • [ケース5] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2

      [ブロック図] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2
      [ブロック図] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2


      [測定結果] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2
      [測定結果] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2


      [ケース4] と同一の構成でUSBハブにACアダプターを接続、セルフパワーで動作させた場合の測定結果です。

      [ケース3] の場合と同様に大幅にノイズレベルが下がっています。1kHz整数倍のピーク状ノイズがあるのも同様ですね。ES-OT4 と SANWA SUPPLY のUSBハブのノイズ除去効果は互角といった感じです。



    • [ケース6] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2

      [ブロック図] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2
      [ブロック図] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2


      [測定結果] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2
      [測定結果] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2


      ここからは、ES-OT4 と USBハブを組み合わせた場合の測定結果です。

      ES-OT4 、USBハブともバスパワーで動作しているためノイズ除去効果は薄いですが、1kHz以上の帯域でいくらかノイズレベルが下がっているように見えます。



    • [ケース7] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2

      [ブロック図] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2
      [ブロック図] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2


      [測定結果] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2
      [測定結果] パソコン -> ES-OT4(バスパワー) -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2


      [ケース6] と同じ構成で、USBハブのみセルフパワーに変更した場合の測定結果です。

      [ケース1] と比較した場合では、確かに全体的にノイズレベルが低下していますが、ES-OT4 、USBハブを単体でセルフパワーで使用した場合よりもノイズレベルが高いですね。



    • [ケース8] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2

      [ブロック図] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2
      [ブロック図] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2


      [測定結果] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2
      [測定結果] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> USBハブ(バスパワー) -> LXU-OT2


      ES-OT4 をセルフパワー、USBハブをバスパワーとしたケース。全体的なノイズレベルは低めなのですが、2.7kHz付近に正体不明のピークがあります。



    • [ケース9] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2

      [ブロック図] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2
      [ブロック図] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2


      [測定結果] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2
      [測定結果] パソコン -> ES-OT4(セルフパワー) -> USBハブ(セルフパワー) -> LXU-OT2


      ES-OT4、USBハブの両方をセルフパワーとしたケース。ノイズレベルは非常に低く、それは良いのですが、サインスイープ信号の赤い水平線に所々縦線が入っています。これはサインスイープ信号入力時に、特定の周波数で発振(?)のようなノイズが発生したためで、LXU-OT2自体の動作が不安定になってしまっているようです。



    • [ケース10] パソコン -> USBハブ(バスパワー) -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2

      [ブロック図] パソコン -> USBハブ(バスパワー) -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2
      [ブロック図] パソコン -> USBハブ(バスパワー) -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2


      [測定結果] パソコン -> USBハブ(バスパワー) -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2
      [測定結果] パソコン -> USBハブ(バスパワー) -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2



      ここからは、USBハブと ES-OT4 の入っている位置を入れ替えたケースです。

      USBハブ、 ES-OT4 のどちらもパソコンから送られてきたバスパワー動作をしているため、ノイズレベルが高いです。また、サインスイープ信号の赤水平線を見ると13kHz付近に縦線が入っています。

      推測ですが、LXU-OT2の前にUSBハブ、 ES-OT4 の2つのUSB機器が入っており、しかも、それらすべてがバスパワー動作をしているため、LXU-OT2への給電が不足、不安定な動作になっている可能性があります。



    • [ケース11] パソコン -> USBハブ(バスパワー) -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2

      [ブロック図] パソコン -> USBハブ(バスパワー) -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2
      [ブロック図] パソコン -> USBハブ(バスパワー) -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2


      [測定結果] パソコン -> USBハブ(バスパワー) -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2
      [測定結果] パソコン -> USBハブ(バスパワー) -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2


      800Hz付近を中心としたピークがあり、ES-OT4 がセルフパワー動作をしているにもかかわらず、ノイズレベルが高めです。USBハブを共用したい場合、USBラインに入れる機器の順序を考慮する必要がありそうです。



    • [ケース12] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2

      [ブロック図] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2
      [ブロック図] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2


      [測定結果] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2
      [測定結果] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> ES-OT4(バスパワー) -> LXU-OT2


      USBハブがセルフパワーで動作しているため、ES-OT4単体(セルフパワー)、USBハブ単体(セルフパワー)に準じた低いノイズレベルになっています。単にノイズのゆらぎの影響かも知れませんが、低域についてはいくらか単体(セルフパワー)使用時よりもノイズレベルが低くなっているようにも見えます。



    • [ケース13] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2

      [ブロック図] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2
      [ブロック図] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2


      [測定結果] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2
      [測定結果] パソコン -> USBハブ(セルフパワー) -> ES-OT4(セルフパワー) -> LXU-OT2


      最後に、USBハブ、ES-OT4 が両方ともセルフパワーの場合。[ケース12] と同等ですね。相変わらず1kHz整数倍のピーク状ノイズは消えてくれません・・・。

      こちらのケースでは、[ケース9] で見られたLXU-OT2の不安定な動作はしていないようです。




まとめ

ここまでぐだぐだと書いてきましたが、ES-OT4 を「オーディオアクセサリ」ではなく、あくまで「USBノイズフィルター」として見た場合の所感をまとめと・・・、

  • テスト結果総括
    • ES-OT4 はバスパワー動作ではノイズ除去効果が低い。ACアダプターを接続、電源切替スイッチをEXTに設定することにより真価を発揮する。

    • ノイズフィルター内臓と思われるUSBハブとの共用では、ノイズ除去の相乗効果はほとんど望めない。USBハブのノイズフィルターが優秀な場合は顕著。

    • USBハブと共用する場合、接続する順序に注意が必要。
      • セフルパワーUSBハブの場合

        パソコン -> USBハブ -> ES-OT4 -> USB-DAC の順がベストのようです。

        ES-OT4にACアダプターを使用するかどうかは、USBハブにノイズフィルターが内臓されているかどうかによります。上述のとおり、USBハブ内臓のノイズフィルターが優秀な場合、ES-OT4にACアダプターを使用しても効果が薄いです。

      • バスパワーUSBハブの場合

        正直なところ、今回のテスト結果を見る限り、パスパワーUSBハブとの組み合わせは相性が良くありません。パソコン本体のUSBポートに空きがある場合は、そちらへ直接接続することをお勧めします。



  • USBノイズフィルター ES-OT4 についての所感

    少々ネガティブな感想になってしまいますが・・・、

    先ず、4ポートくらいのノイズフィルター内臓セルフパワーUSBハブにしてくれた方が、うれしい人が多いのではないか?と思いました。ACアダプターは別売りとなっていますが、「使用する」 or 「使用しない」でノイズ除去効果にかなりの差があるので、できることなら付属して欲しかったです。

    また、電源切替スイッチはノイズ元を断つというオーディオ的な発想としては正しいのかも知れませんが、パソコン周辺機器としては非常に使いにくいです。

    しかも、ACアダプターを使用、電源切替スイッチをEXTに設定した場合のノイズ除去効果が絶大であればまだ納得も行くのですが、一般に安価で販売されているセルフパワーUSBハブのノイズ除去効果と大差がない上に、USBハブの方はACアダプターの抜き差しをするだけで、電源切替スイッチ相当の操作も自動で行ってくれるため、その点でも見劣りします。



    ・・・とまあ、ES-OT4 をそのまま使いたい人にとってはそうなのですが、改造素材として見ると、また、別の楽しさを見出すことができます。

    部品を良質なものに交換したり、市販されている安価なACアダプターを使用するのではなく、良質な電源を自作したり、もっとノイズ除去効果の大きい回路に変更するなど、いろいろと遊べるおもちゃにはなっているのではないか?と思います。

    あと、基盤むき出しなので、シールド効果のあるケースに入れるだけでもノイズ除去効果が上がるかも知れません。ノイズフィルター自体がノイズ元になってしまっては元も子もないので、シールドケースは重要そうですね。また100円ショップダイソーで金属製の箱を探してみようかな?(笑)。



関連記事


にほんブログ村 PC家電ブログ オーディオへ
にほんブログ村

にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ
にほんブログ村

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

tag : オーディオ パソコン Stereo USBノイズフィルター 極上のハイレゾサウンド抽出法 音楽之友社 ES-OT4

コメントの投稿

非公開コメント

広告
Google検索
プロフィール

meridianstar

Author:meridianstar
元システムエンジニアの成れの果ての姿。
詳しいプロフィール:はじめに

contact
※ブログ内容にそぐわない質問の場合、お答えできないことがあります。ご了承ください。

Twitter:meridian15
ニコニコ動画:ヤサコ
pixiv:ヤサコ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

記事一覧
最新記事
広告
カウンター
注目しているもの
リンク(企業)
リンク(お友達)
  • Bond's Lab
    音楽とオーディオとDIYをこよなく愛する ボンド君 氏 の趣味サイト。

  • 試行錯誤
    試行錯誤 氏 のプログラミングお勉強ブログ。

このブログをリンクに追加する
RSSリンクの表示
参考書籍
にほんブログ村
QRコード
QR
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

にほんブログ村