バスレフ型スピーカー(ダイトーボイスDS-160F+FOSTER C080N01-A)

この記事は、こちらで紹介したコーン型ツィーターFOSTER C080N01-Aの補足説明と、試聴で組み合わせて使用したダイトーボイス DS-160Fバスレフ型スピーカーを紹介します。当初、C080N01-Aの紹介記事内に掲載する予定でしたが、直接関係のない内容を含むので記事を分けています。

ダイトーボイス DS-160Fバスレフ型スピーカー(全体)
DS-160Fバスレフスピーカー(全体)
これは10年以上前に製作したもので、本格的なスピーカーシステムとしては、私が初めて製作したものでした。当時は設計方法を理解していなかったので、長岡鉄男氏が設計したF-15AVという機種を作製しました。F-15AVの推奨ユニットはDS-160Fではなく、ダイヤトーンのP-610DBなのですが、ユニットを先に買ってしまったため、取付けサイズが同じだったという安直な理由でこれを作製しました。写真をよく見ると分かるかもしませんが、2011/3/11の震災で転倒して傷だらけになってしまいました。幸いユニットは無事だったのですが、見た目が汚いのはなんとかしたいところです。


ダイトーボイス DS-160F(のはず)
ダイトーボイス DS-160F(アップ)
プレスフレーム、布製ロールエッジ、コルゲーション入りのホワイトコーン、アルミ製に見えますが実は合成樹脂製センターキャップの口径16cmフルレンジユニットです。DS-16DFのようなサブコーン付きではなく、メカニカル2ウェイのような構造にもなっていません。ボイスコイルから出る高域を抑えたり、ゴミの侵入を防ぐ目的のセンターキャップのため高域は伸びていません。バッフル取付け穴φ145mm、出力音圧レベル92dBだったと記憶しています。

学生時代、大学に近かった秋葉原でアルバイトをしていたのですが、その時にバイト先の電子パーツショップで購入したものです。確か1,500円位だったと思います。(のはず)とあやふやなことを書いた理由は、この製品はそうとう前にディスコンになっており、現在これの後継機種と思われる製品がコイズミ無線で販売されてはいますが、DS-160FⅡ(コイズミ無線製品ページ)という、バージョン2になってしまっています。しかも、外観がかなり変わってしまっていて、本当にDS-160Fなのか素人の私には確認ができなかったためです。

5年ほど前に、DS-160F(バージョン1)の製品名で販売されていたものをコイズミ無線で見かけたことがありました。しかし、形状は私が所有しているものと同じように見えましたが、コーンは黒に変わっていました。私が学生時代の頃はコーンが白い製品が売られていたことがあったのかもしれません。


FOSTER C080N01-A(スタンドに取り付けた様子)
上の写真でも写っていますが、C080N01-A用のスタンドをダイソーのMDFで作ってみました。塗装するかわりに、やはりダイソーで購入したフェルトを貼っています。


FOSTER C080N01-A(補修したところ)
実は、C080N01-Aをスタンドに取り付けるときに、片方のコーンをドライバーで突き刺してしまいました…(涙)。障子紙で補修したのですが、ズボンの膝に開いた穴を、当て布でふさいだみたいになってしまった。やっぱり黒い紙で補修したほうがよかったかな。まあ、異音が出たりしなければ結果オーライではあるのですが…。


以下、周波数特性を掲載します。

周波数特性(DS-160Fバスレフ ツィーターなし)
周波数特性(DS-160Fバスレフスピーカー ツィーターなし)
先ずは、ツィーターを追加していない、DS-160Fバスレフ型スピーカーの状態から。

1kHzのちょっと上で、一段レベルが下がるというちょっと特殊な形をしていますが、概ね50Hz~7kHzがフラットになっています。このエンクロージャーはDS-160F用に設計されている訳ではないので、バスレフポートの共振周波数がうまくマッチしていないのではないか?と想像していたのですが、意外と相性がいいようです。

因みに、このエンクロージャーは取付け穴がφ145mmなので、ダイトーボイスのDS-16、DS-16F、DS-16DFも取り付けられます。周波数特性の様子からするとマッチングもそれほど悪くなさそうです。

実はこのDS-160Fというユニット、非常にエージングのかかるユニットで、完成当初、第一声を聴いたときはあまりの音の酷さ(いわゆる紙臭い音)にびっくりしたユニットでした。エージングも1年くらいかかった記憶があります。現在は、あの頃の記憶が嘘のように思えるような、まともな音に変わっています。ただ、高域は周波数特性をご覧の通り不足していますので、ツィーターは絶対に必要です。

現在販売されているDS-160FⅡがエージングに時間がかかるユニットなのかは、聴いたことがないので、残念ながら不明ですが、以前紹介したDS-16DFは第一声が酷いということはなかったので、もしかしたら改善されているのかもしれません。というか、DS-160FⅡで初めてエンクロージャーの自作をした人が第一声で失望しないためにも、改善していて欲しいのですが…。

次に、C080N01-Aの記事でも掲載した、ツィーターをカットオフ周波数7.5kHzでつないだ周波数特性を再掲載します。
周波数特性(DS-160F+C080N01-A 7.5kHz 逆相接続)
コンデンサーの容量を変えたり、正相、逆相接続を数パターン試した結果、コンデンサー容量2.67μF(2.2μF+0.47μF)、カットオフ周波数7.5kHz、逆相接続で落ち着きました。

この状態で、概ね50Hz~17kHzがフラットに再生できました。

上記と同じ条件で、手負いのツィーターの方も測定してみました。
周波数特性(DS-160F+C080N01-A 7.5kHz 逆相接続 補修後)
高域で多少違いがみられますが思ったほどではなく、製品のばらつき程度の違いのようです。異音が出たらどうしようかと思いましたが、それも問題ないようでした。


最後に、プログラムソース毎のインプレッション。
[ジャズ]
Sonny Rollins:Way Out West
軽量コーンフルレンジ全般に言えることなのかもしれませんが、中域に張りがあってサックスの距離感が近く、張り出した時の伸びが良いです。ウッドベースの箱鳴りもちゃんと聞こえます。C080N01-Aが良いアクセントになっていて、ハイハットも良いですね。ただ、ジャズの再生においてはエレクトロボイス209-8Aの方が一枚上手という感じがします。DS-160Fは個性は強くないですが、なんでもそつなくこなす優等生という感じです。



[クラシック]
パイプオルガン
Marie Claire Alain:Organ Encores
さすがにペダルの風圧は無理ですが、50Hzまで出ているので雰囲気はでています。ゆったりした音楽には向いているようです。ツィーターなしではこもったような音になるのですが、C080N01-Aのおかげで教会堂の広がり感がプラスされたようです。



[テクノポップ]
P-MODEL:音楽産業廃棄物~P-MODEL OR DIE、GOLDEN★BEST
P-MODELの曲は、単体で聞いたら不快に感じそうな音が含まれている曲が結構ありますが、調和すると気持ちよく聞こえるので不思議です。平沢進師匠のボーカルがのびのびと歌います。これがスポイルされるとP-MODELの楽しさが半減すると個人的には思っています。そこはフルレンジなので問題なさそうです。



チョイスが私の趣味炸裂で、全然レビューになっていない。
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