スピーカーユニットメモ ~CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402 + H4403~

CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402(ドライバー) + H4403(ホーン)




仕様


形式:ドライバーユニット
スロート径:1インチ
ボイスコイル:φ3.44cm
周波数特性:800Hz~20kHz
最低クロスオーバー周波数:800Hz
感度:98dB
許容入力:20W(RMS)
インピーダンス:8Ω
マグネットサイズ(実測):92φ×15mm
総重量(実測):900g
備考:CSP8 / CSP8P / CSP10 / CSP10P 用、付属品なし。
パラメータ表(ED3402.pdf)パラメータ表(ED3402.pdf)
※メーカー発表の周波数特性、寸法もパラメータ表(ED3402.pdf)に掲載されています。





形式:ホーン
寸法:W178×H178×D120mm
総重量(実測):325g
備考:CSP12 / CSP15 用、付属品なし。

※サウンドハウスオンラインショップの商品ページより引用させていただきました。
※(実測)と記載があるものは、私が実際に測定しています。



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CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402 + H4403 用スタンドを作ってみました。




所感

サウンドハウスという楽器店が展開している、自社ブランドCLASSIC PRO(クラシックプロ)のプロユース向けドライバユニットと、ホーンです。

これらはCLASSIC PROブランドのSRスピーカーシステム CSPシリーズの補修部品として売られているものだと思うのですが、CSPシリーズの所有者のみに販売するなどの制限は特になく、同社オンラインショップで誰でも購入できます。

この製品のページを眺めていたところ、リーズナブルな価格ながらユーザーレビューでの評価は高く、自作目的で購入されている方もいらっしゃるようでした。

また、以前購入したCLASSIC PROの安価なウーハーユニット06LB050Uもしっかりした作りをしており好感触でしたので、購入意欲に拍車がかかり衝動的に購入してしまいました(汗)。

他の購入目的として、フォステクスのフルレンジユニットFE-208EΣを使用した共鳴管スピーカーの高域補正に利用できそうだったということもあります。

CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402 梱包箱1

CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402 梱包箱2
CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402梱包箱







CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402(前面)
CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402(前面)


大型のフェライトマグネット(92φ×15mm)が使われており、ずっしり(900g)としています。

ホーンの取り付けは、3箇所のネジ穴にネジ止して行います。

取り付けネジは付属していません。CSPシリーズを所有している方には関係のない話だとは思いますが、補修目的ではなく自作目的でドライバーだけを単体で購入する場合には注意が必要です。

ホーンと接触する部分には、ガスケットとしてウレタンシートが貼られています。






CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402(背面)
CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402(背面)


上位機種ではネジ止式入力端子の製品もあるようです。しかし、この製品はコストダウンのためかファストン端子になっています。赤いマーキングの端子がプラス側です。






CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402(側面1)

CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402(側面2)
CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402(側面)







CLASSIC PRO(クラシックプロ) H4403(ホーン開口部1)

CLASSIC PRO(クラシックプロ) H4403(ホーン開口部2)
CLASSIC PRO(クラシックプロ) H4403(ホーン開口部)


ちょっとJ○Lを彷彿させるデザイン(笑)。これでアルミダイカスト製だったりしたらぶったまげますが、安価なので流石にそんなことはありません(笑)。

合成樹脂製なのでホーンの鳴きはあると思います。しかし、厚みが約5mmほどあり、意外としっかりとした作りになっています。まあ、安価ですからパテや粘土で思い切りデッドニングして遊ぶのが正しい楽しみ方なのではないでしょうか?(笑)。失敗したら買い換えれば良いですし。

ドライバーED3402は小箱に入っていましたが、こちらは黒いビニール袋(レジ袋のような形)に包まれた状態で、配達用のダンボール箱に入っていました。流石は補修部品(笑)。ただし、ダンボール箱に緩衝材が沢山入っていたので、輸送時に破損するようなことはないと思います。






CLASSIC PRO(クラシックプロ) H4403(側面1)

CLASSIC PRO(クラシックプロ) H4403(側面2)
CLASSIC PRO(クラシックプロ) H4403(側面)


製品が届いてから気付いたので、後の祭りなのですが、想像していたよりも大きくてビックリしました(笑)。

CSPシリーズの製品仕様を見ると分かるのですが、ドライバーED3402 には正式なペアとなるホーンにH3401 という製品があり、最初はそちらを購入する予定でした。(H4403 は本来、ED4401 というドライバーと組み合わされるようです。)

このH3401というホーンは、商品紹介ページの写真を見るとW100×H100mm(奥行は不明)程度のサイズのようで、それほど大きいものではありません。しかし、購入時は在庫切れでした。

その時、たまたま在庫があったH4403もドライバーED3402が取り付け可能のようだったので、サイズを確認せずに購入してしまいました(汗)。(価格も同じだったので大きさにそれほど違いがあるとは思わなかった。※記事執筆 2013/4/20当時。)

H3401はホーン開口部サイズがW100×H100mmくらいですが、H4403はW178×H178mmなので、面積としては4倍弱の違いがあるんですよね。まあ、見た目はH4403の方がカッコいいから良いか(笑)。






CLASSIC PRO(クラシックプロ) H4403(スロート部1)

CLASSIC PRO(クラシックプロ) H4403(スロート部2)
CLASSIC PRO(クラシックプロ) H4403(スロート部)







CLASSIC PRO(クラシックプロ) H4403(スロート部アップ)
CLASSIC PRO(クラシックプロ) H4403(スロート部アップ)


ドライバーを取り付けるネジ穴が4箇所開いています。

このホーンは、3点ネジで接続するドライバーと4点ネジで接続するドライバーの両方が使えるユニバーサルタイプなのか思いましたが、穴の開いている位置からすると2点ネジ接続と、3点ネジ接続のユニバーサルタイプなのかもしれません。


六角ボルト M6x15
購入してきたネジ(六角ボルト M6x15)


前述のとおり、ドライバーにホーンを取り付けるネジは付属していないので、近所のホームセンターでネジを買ってきました。M6x15(mm)のネジがちょうど良いサイズでした。ネジ穴の位置がホーンの裏側となるため、ホーンと接触してドライバー(工具)がうまく使えない恐れがありますので、ネジを横からレンチで回すことができる六角ボルトを選びました。






CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402+H4403(背面)

CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402+H4403(側面)
ドライバーをホーンに取り付けた様子


レンチでボルトをホーンの横からぐりぐりと回して取り付けました。






CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402+H4403(ホーン固定部アップ1)

CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402+H4403(ホーン固定部アップ2)
ホーン固定部の様子


ホーン側のネジ穴が少々大きいため、ネジに付属していたワッシャーを1つ使っています。



測定

周波数特性を測定してみました。

使用ソフトウェア:
多機能 高精度 テスト信号発生ソフト WaveGene V1.40 efu氏
高速リアルタイム スペクトラムアナライザー WaveSpectra V1.40 efu氏
コンデンサー容量:4.0μF
カットオフ周波数:約5kHz(-6dB/oct)
マイク位置:ユニット軸上1m
入力信号:ピンクノイズ(20Hz~20kHz)

比較のために、Technics(テクニクス)EAS-5HH10も同一の環境で測定しています。
Technics(テクニクス)EAS-5HH10のレビュー記事はこちら

EAS-5HH10との比較ではアンプのボリューム位置を同一にしていますが、入力が1Wになっている訳ではありません。そのため、グラフ目盛りから出力音圧レベルを読み取ることはできません。


周波数特性(ピンクノイズ20~20kHz) CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402+H4403
周波数特性 CLASSIC PRO(クラシックプロ) ED3402+H4403


まずはED3402+H4403の組み合わせの周波数特性。すべてのグラフにおいて600Hz以下はノイズなので無視してください。

5kHzから下はフィルタの効果でなだらかにレベルダウンしています。5kHzより上では20kHzまでフラットでよい特性です。

1.3kHz付近にあるピークはf0でしょうか?。公式の再生周波数は800Hz~20kHz、最低クロスオーバー周波数が800Hzとなっていますが、仮にf0が1.3kHzとすると倍の2.6kHz以上で使うのが無難な気がしますが・・・。公式では800HzクロスまでOKということなので、正確にf0を測定するともっと下の周波数なのかもしれません。

フルレンジ、ウーハーの場合は振幅が取れる設計になっているので、f0付近の周波数を入力しても問題がないですが、ツィーター、ドライバーの場合、ダイアフラムが振幅を取れる設計になっていないため、f0付近の周波数を入力すると共振で振幅が大きくなり、ダイアフラムを破損する恐れがあります。

このドライバーが使用されている製品の CSP8 / CSP8P / CSP10 / CSP10P ではクロスオーバー周波数がどうなっているか知りたいところですが、残念ながら公開されている仕様から読み取ることはできませんでした。

CSP8が20cmウーハー、CSP10が25cmウーハーの2ウェイ(末尾にpが付く製品はパワードタイプ)のようなので、クロスオーバー周波数は2kHz~3kHzあたりだと思うのですが。


周波数特性(ピンクノイズ20~20kHz) Technics(テクニクス)EAS-5HH10
周波数特性 Technics(テクニクス) EAS-5HH10


こちらも、5kHzから下はフィルタの効果でなだらかにレベルダウンしています。5kHzより上では20kHzまでフラットでよい特性です。


周波数特性(ピンクノイズ20~20kHz) ED3402, EAS-5HH10比較
周波数特性 ED3402+H4403とEAS-5HH10を合成


上掲載の2つの周波数特性を合成したグラフです。(緑:ED3402+H4403、水色:EAS-5HH10)

ED3402+H4403では18kHz付近に落ち込みがありますが、5kHz以上ではおおむね両方のグラフが重なっています。EAS-5HH10のメーカー発表値の出力音圧レベルが100dBなので、それを参考とするとED3402+H4403も5kHz以上では100dB程度ありそうです。20kHz付近ではホーンの指向性が良いためか、EAS-5HH10では少し落ち込みがありますが、ED3402+H4403は落ち込みもありません。


ED3402+H4403はエンクロージャーに取り付けるタイプのドライバーなので、そのままでは自立してくれません。そのため、専用スタンドを作成する予定です。ミュージックソースを使用したレビューはスタンド完成後に行う予定です。

※スタンドを作成しました。製作記事はこちらです。


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