pioneer(パイオニア)スピーカー S-F21-W-LR を買ってみました。~その3(補修・改造編)~

pioneer(パイオニア)S-F21-W-LRの補修と改造(改悪とも言う(笑))をやってみました。

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ウーハーの補修

センターキャップがつぶれてしまっていますので、はずして整形します。

天然オレンジのはくり剤

センターキャップは接着剤で固定されています。当然ながらそのままでははずれないので、接着剤をはがすために以前にスピーカーエッジの補修を行ったときにも利用した「天然オレンジのはくり剤」を使いました。

めん棒にはくり剤を含ませてセンターキャップの周囲に付着している接着剤に塗布します。30~40分程度放置するとやわらかくなりますので、ドライバーの先で削り取ります。



pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(センターキャップ1)pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(センターキャップ2)

はくり剤を塗る -> 放置(30~40分) -> 削る の繰り返しを数回やらねばならないのですが・・・、だんだんとめんどくさくなってきて、放置時間が待ちきれずにカッターで強引に引きはがしたらきれいに取れませんでした(汗)。やはり根気良くやらねばならなかったようです・・・。

写真はつぶれたセンターキャップを整形した後の状態です。このセンターキャップは紙製なので、無水アルコールを含ませてやわらかくなったところを手で整形しました。アルコールなので揮発性ですから、すぐに蒸発してしまいます。

裏側はきれいに戻ったのですが、表側は表面に何か(合成樹脂?)がコーティングされていたようで、コーティング層にできたシワはきれいに取れませんでした。

裏側の写真をご覧になるとわかりますが、表側の中心にあるメッシュカバー付きの穴のようなものは、実はシールが貼り付けてあるだけで実際に穴が開いている訳ではありません(笑)。



pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(ウーハー1)

センターキャップを取りはずしたコーンの様子。

コーンは円錐型ではなく、ゆるやかなおわん型のためカッターで切ったときにコーン側も削れてしまいました(涙)。

ボイスコイルボビンが非常に長いため、コーンからポールピースまでかなりの奥行きがあります。



pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(セメダイン スーパーX)

センターキャップの貼り付けは、いつもお世話になっているセメダイン スーパーX(接着剤) を利用しました。



pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(ウーハー2)

まずは、センターキャップをはずすときに削ってしまった部分に接着剤を塗って補強しました。



pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(ウーハー3)

センターキャップをかぶせて、周りに接着剤を塗りました。この状態で24時間乾燥させます。しかし、作業が下手なので汚い(汗)。



ツィーターの補修


pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(ツィーター1)

ダイアフラムの周囲にある4本のネジ(写真ではウレタンリングに半分かくれている)をはずすと、フレームと磁気回路が分離できます。



pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(ツィーター2)

ネジをはずして分離した様子。



pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(ツィーター3)
pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(ツィーター4)

磁気回路の様子。(上:表側、下:裏側)

磁気回路のギャップ部分には、黒い液体が入っていました。憶測ですが、熱伝導性のある液体にボイスコイルを浸すことによって、ボイスコイルから出る熱を逃がしているのかもしれません。もしそうだとしたら、かなり凝った作りになっています。

ポールピースには円形のウレタンシートが貼られています。



pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(液体絆創膏)

ダイアフラムの補修にはコイツを使いました(笑)。液体絆創膏です。

液体絆創膏は塗って乾燥させると合成樹脂の薄い膜ができるので、これをダイアフラムの裏側から塗ることにより、つぶれたときにできた穴をふさごうと言う訳です。これは補修というより治療ですね(笑)。



pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(ツィーター5)
pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(ツィーター6)

ダイアフラムの裏側の様子。

ダイアフラムドームがフレームよりも前に飛び出しているため、ひっくり返した状態で台に直接置くとつぶれます(汗)。



pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(ツィーター7)
pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(ツィーター8)

液体絆創膏を塗った様子。

この液体絆創膏は乾くのが思いのほか速く、少量を手にとって少しずつ塗り広げていたら、むらができてしまいました。多めにとって、すばやく全体に広げたほうが良かったみたいです。

液体絆創膏の薄膜ができたおかげでダイアフラムの強度は上がったかもしれませんが、反面、重量は増えているはずです。高い周波数で振動する(=高速で振動する)ことが求められるツィーターのダイアフラムは軽いことが重要ですから、高域特性にどのような(悪?)影響がでるのか興味があります。



ユニット補強・エンクロージャー改造


pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(ウーハー4)
pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(ウーハー5)
pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(ウーハー6)

ウーハーユニットの防振対策。

マグネットにはブチルゴムテープを巻いた上に、ダイソーガムテープ(笑)を貼っています。フレームの支柱部分には、やはりダイソーガムテープを貼ってみました。フレームの周囲にはエアコンパテを付けてみました。

コーンには前述で紹介した液体絆創膏を薄く塗布してみました。ジャンクで買ってきたときに全体の掃除をしたのですが、コーンの表面を無水アルコールで拭いたら、汚れと一緒に表面のコーティングまで落ちてしまいました(汗)。その代わりに(なるかどうか分からないけど(笑))塗ってみました。おかげで、光沢がよみがえりました(笑)。


pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(フロントパネル1)
pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(フロントパネル2)

フロントパネルの補強。

フロントパネルの裏側は空洞ができていたので、補強をかねてできる限り空洞がなくなるようにしてみました。

やはりエアコンパテを貼り付けています。叩いてみたときの音がコンコンから、コツコツに変化したので防振にもある程度効果が期待できそうです。エアコンパテは安価に手に入るので良いです。

ダクトパイプはオリジナルを見習って(笑)ガムテープで補強。元々、先端に1巻き貼られていたガムテープを、全体に3重巻きにしてみました。もう少し巻きたいところですが、これ以上パイプが太くなるとエンクロージャーに取り付けが不可能になるのであきらめました(笑)。

ダクトパイプの付け根の部分に貼られていたウレタンテープは全てはがして、代わりにエアコンパテを多めに盛ってエア漏れを防ぐ構造にしました。


pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(エンクロージャー1)
pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(エンクロージャー2)
pioneer S-F21-W-LR 補修・改造(エンクロージャー3)

エンクロージャーの改造。

フロントパネルとバッフル板との隙間をうめるために、バッフル板側は吸音材を貼り付けています。吸音材はポリエステルウール(熱帯魚フィルタ)です。熱帯魚フィルタはホームセンターに行けばまず売っているし、価格も安くて助かります(笑)。

エンクロージャー内部6面の全体を覆うように吸音材を貼ってみました。バスレフ型エンクロージャーとしては多めかもしれません。ダクトから漏れる中高音が少なくなるので付帯音は減ると思いますが、反面、元気がなくなり面白みに欠ける音になるかもしれません。

裏側には、以前買って余っていたダイソーフェルトを貼っています。

次回に続く・・・

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