スピーカーユニットメモ ~北日本音響(株) 5cmツィーター F00805H0~

北日本音響(株) 5cmツィーター F00805H0



北日本音響(株) F00805H0(前面)


仕様

口径:50mm (2inch)
形式:ツィーター
インピーダンス:8Ω
最大入力:8w/NETWORK
再生周波数:2k~20kHz
出力音圧レベル:87dB
ボイスコイル径:13mm
マグネットサイズ:φ40x7mm(実測)
マグネット重量:25.8g
総重量:100g
バッフル穴径(中付け):48mm(実測)
※実測と記述があるものは、私が実際に測定した値です。


北日本音響(株) F00805H0(寸法)
F00805H0 寸法(公式)

北日本音響(株) F00805H0(周波数特性 公式)
F00805H0 周波数特性(公式)

※寸法、および周波数特性は、商品に添付されていた参考資料より引用させていただきました。


関連リンク

F00805H0 (秋月電子通商 商品ページ)F00805H0 (秋月電子通商 商品ページ)
製品仕様 pdf (秋月電子通商 商品ページ)製品仕様 pdf (秋月電子通商 商品ページ)
北日本音響(株) ホームページ北日本音響(株) ホームページ
F00805H0 製品情報 (北日本音響(株) 公式)F00805H0 製品情報 (北日本音響(株) 公式)

所感

秋月電子通商のオンラインショップを眺めていたところ、F00805H0 というツィーターに目が留まりました。

こちらの記事に詳しく掲載されていますが、Stereo誌2013年8月号 付録スキャンスピーク5cmフルレンジ5F/8422T03 の高域補正に使えるかもしれないと思ったのと、価格が100円(税込)だったので、もし失敗しても懐が痛まない(笑)と思い購入してみました。

このF00805H0というスピーカーユニットは、構造の特徴、公式の再生周波数 測定方法(ネットワークを通して測定している)などから、ツィーターかな?と思ったのですが、北日本音響(株)ホームページにある 品番構成について品番構成について の説明文によると、品番がFで始まるものはフルレンジに分類されるようなので、ツィーターというよりは高域を伸ばしたフルレンジということなのかもしれません。(残念ながら、この製品の情報は掲載されていませんでした。)
※品番がFで始まりますが、分類はツィーターのようです。F00805H0 製品情報F00805H0 製品情報


北日本音響(株) F00805H0(前面)
F00805H0(前面)の様子

F00805H0 前面の様子。

コーン、センターキャップ、エッジは紙製、プレスフレームの非常に小さなユニットです。エッジにはダンプ剤が塗布されていません。

コーンの3ヶ所(正三角形の頂点の位置?)に丸い突起があります。一般的なスピーカーにもボイスコイルから引き出したリード線を錦糸線に接続している部分に突起がありますが、それはプラス側、マイナス側の2箇所なので、3箇所もあるとなると何のためのものなのかは不明です。

OEM向けの製品のようでフレームは中付け専用の構造となっており、端子から引き出されたスピーカーコードには、基板のソケットに差し込むとためと思われるプラグが付いています。


北日本音響(株) F00805H0(ケース 前面)
ケースの様子(前面)

北日本音響(株) F00805H0(ケース 裏面)
ケースの様子(裏面)

北日本音響(株) F00805H0(ケース 上面)
ケースの様子(上面)

配送時のケース(梱包箱)の様子。透明な合成樹脂製のケースに入った状態で送られてきました。100円(税込)です(笑)。


北日本音響(株) F00805H0(裏面)
F00805H0(背面)の様子

背面の様子。マグネットサイズはφ40x7mm。

磁気回路裏側のプレートには、
--------------------
F00805H0
8Ω 8W
631
--------------------
の印刷があります。

端子にはスピーカーケーブルが配線されています。黄色ケーブルがプラスです。



北日本音響(株) F00805H0(端子部)
F00805H0(端子部)の様子

端子部の様子。収縮チューブで絶縁されています。



北日本音響(株) F00805H0(フレーム裏側の様子)
F00805H0(フレーム裏側)の様子

フレーム裏側の様子。

フレームと一体になっているバックキャビティが付いています。これは、ツィーター、一部のスコーカー(ミッドハイ)と同じ構造です。

バックキャビティは小容量の密閉型になっており、低音をまったく再生させない構造です。エッジも振幅が取れない構造なので、低域を入力するとユニットが破損する恐れがあります。使用するにはネットワーク(ハイパスフィルタ)が必須です。


周波数特性

周波数特性の測定を行いましたので、掲載します。

使用ソフトウェア:
多機能 高精度 テスト信号発生ソフト WaveGene V1.40 efu氏
高速リアルタイム スペクトラムアナライザー WaveSpectra V1.40 efu氏
入力信号:サインスイープ500Hz~20kHz, ピンクノイズ
マイク位置:ユニット軸上1m
ハイパスフィルタ カットオフ周波数:約5kHz(-6dB/oct)
ハイパスフィルタ コンデンサ容量:約4μF


北日本音響(株) F00805H0(周波数特性 サインスイープ500~20kHz)
北日本音響(株) F00805H0 周波数特性(サインスイープ500~20kHz)

北日本音響(株) F00805H0(周波数特 ピンクノイズ)
北日本音響(株) F00805H0 周波数特性(ピンクノイズ)

上段がサインスイープ、下段がピンクノイズです。500Hz以下はノイズです。無視してください。

両方のグラフに共通してある1.4kHz付近のピークは、公式の周波数特性にもみられます。f0なのかもしれません。公式発表の再生周波数は2kHz~となっていますが、f0が1.4kHzだとすると倍の2.8kHz以上で使うのが耐入力的に無難かもしれません。

私の測定では、ハイパスフィルタのカットオフ周波数を5kHzと高く取っているため、5kHz付近から下がレベルダウンしているという違いはありますが、5kHz以上では公式の周波数特性とグラフの形がおおむね一致しています。

13kHz付近のデップが公式の測定結果より深いですが、私の測定ではFFTの分解能をかなり高く取っていることが原因だと思います。

スキャンスピーク5cmフルレンジ5F/8422T03は、5kHz~7kHzの範囲が85dB位でいちばんレベルが高く、8kHz~16kHzの範囲が5kHz~7kHzに対して最大で10dBくらい落ち込んでいる(13kHz付近が-10dB)という独特の周波数特性となっています。

F00805H0の周波数特性(公式)をみると凹凸はありますが、8kHz~16kHzの範囲が平均で85dBくらいありそうなので、高域補正に使えそうな感じもします。まあ、実際のところ、やってみないことにはかわかりませんが。


2013/08/03 22:00 修正・加筆
  • 品番の誤りを修正。F00805H"O" -> F00805H"0" O(オー)ではなく、0(ゼロ)でした・・・。

  • F00805H0の製品詳細ページリンクを追加。

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